2015年6月15日月曜日

カール・フィリップ王子の結婚式/後編

こんにちは、mayukoです。

前編に引き続き、カール・フィリップ王子の結婚式の様子です。

晩餐会では国王、王子、新婦の父、新婦それぞれがスピーチを。ダーラナに住む新婦の父に挨拶のため車を何時間も運転したカール・フィリップ王子のエピソードなども紹介されました。



ウェディング・ケーキを担当したのはストックホルムTössebagerietのMattias Ljungberg、ウプサラ Güntherska Hovkonditori & Schweizeri のFrida Leijon、ヨーテボリClarion Hotel PostのFredrik Borgskog。


ピスタチオやベリーのムースが層になったこのケーキにはカール・フィリップ王子の希望でPop rocksという口の中で弾けるお菓子(たぶんドンパッチみたいなもの)が入っています。世界のセレブたちはドンパッチなんて召し上がったことがあるんでしょうか?ご高齢の参列者はびっくりしてしまいそうです。

そしてお待ちかねのケーキカット。

そしてお二人にフォークが渡されファーストバイト…と思ったら。
ご自分でパクリ。あれ?この後カール・フィリップ王子もご自分で召し上がっていました。以前、スウェーデン人カップルの結婚式に参列した時はお互いに食べさせ合っていたと思うのですが。

ケーキの後はまた会場を移動して新郎新婦によるファーストダンス。

国王が踊っているのは新婦の母。
こうして結婚式の夜はふけていきます。
この時点で夜中の0時過ぎ。教会での式が16時半開始だったので7時間以上も経過しています。スウェーデンの結婚式は夜の1時、2時くらいまで続きます。結構ハードです。

ちなみに結婚式が執り行われた王宮内の教会(Slottskyrkan)と晩餐会が行なわれたVita Havetには王宮見学の際に見ることが出来ます。Vita Havetは入場料を払い王宮内に入る必要がありますが、教会は無料(寄付制)で入ることが出来ます。「ここでロイヤルウェディングが。」と思うとなかなか感慨深いものがあります。

さて、マデレーン王女の結婚式ではまだまだ赤ちゃんだったエステル王女も今回はちょっぴりお姉さんになってフラワーガールを務めました。
式の間はちょっぴり退屈そうですが、ちゃんと良い子に座っていらっしゃいました。

式の後、王宮の庭園にて参列者の集合写真の準備をしている間はダニエル王子に抱っこされて沿道をのぞいてみたり。

マデレーン王女の長女レオノール王女はまだ1歳。おしゃぶりをくわえての参列。マデレーン王女がカメラに向かって手を振ってみて、とやっている様子。この後、レオノール王女は上手に手を振っていました。

式の間はダニエル王子、ヴィクトリア王女、シルヴィア王妃とかわりばんこに抱っこされ家族のみんなに愛されている様子が伝わってきます。




結婚式特番ではカール・フィリップ王子の小さい頃の様子も紹介され、別に成長を見守ってきたわけじゃないのに「こんなに立派になって…。」と親戚のおばちゃんのような気持ちに。

結婚式でもその後の晩餐会でも何度も幸せそうに見つめあう新郎新婦。羨ましくなってしまいます。



日本でも一部、報道されているのでご存知の方も多いと思いますが、ソフィア王女はセクシー系モデルの経歴を持ち、テラスハウスのようなテレビのリアリティショーに出演したことも。そのような女性が王室に嫁ぐことをスウェーデン人はどう思っているのかちょっと気になるところ(日本なら絶対にありえませんよね)。職場の同僚(推定50代)に聞いたところ「いいんじゃない?」といった感じで特に気にはしてない様子。結婚式特番の司会者がスウェーデン王室はそのオープンさと伝統を重んじる厳格さのバランスをとるのがうまい、と言っていました。
ソフィア王女は現在は2010年に自身が立ち上げた南アフリカの子どもたちを支援するProject Playgroundの名誉会長を務めています。

カール・フィリップ王子とソフィア王女、ご結婚おめでとうございます。
photo by Mattias Edwall, Sveriges Kungahus


関連リンク
結婚式特番全編(9時間50分、2015年12月10日まで視聴可能) 
結婚式(1時間29分、2015年12月10日まで視聴可能
スウェーデン王室公式サイト、ロイヤルウェディング特設ページ(英語)
KOKEMOMO Topics カール・フィリップ王子の結婚式/前編マデレーン王女の結婚式










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