2016年7月2日土曜日

ストックホルムで楽しむサッカー・ユーロ2016

こんにちは、mayukoです。

今年は4年に1度のUEFA欧州選手権の開催年。
スウェーデンではEuropamästerskapet i fotbollを略してただ単にEMもしくはfotbolls EMと呼ばれています。ちなみにワールドカップはVärldsmästerskapet i fotbollでVMです。

フランスで開催されたユーロ2016、スウェーデンでは時差なしでテレビ観戦ができます。日本にいる時は深夜まで起きてたり早朝に起きて見ていたユーロが時差なしでしかも普通のチャンネルで見れる、スウェーデンに引っ越して良かったと思うことのひとつです。

わたしは2008年の7月末に引っ越したため(本当はユーロ2008開催前に引っ越したかったけど…)スウェーデンで見るユーロは2度目。テレビ観戦に際しては雑誌の特別号を買って色んなチーム(のかっこいい人)をチェック。
サッカーユーロの全て/ユーロバイブル 

スウェーデンはグループリーグでイタリア、ベルギー、アイルランドと戦いました。結果はご存知の通りグループリーグ敗退…。

ストックホルムのパブやレストランなどでもパブリックビューイングが行なわれています。特にスウェーデン戦は家で1人で見るよりも皆と盛り上がって見たいので街にくり出します。

スウェーデン初戦の対アイルランド戦はセーデルマルムのレストラン&バーの中庭で。小さな中庭はスウェーデンサポーターでいっぱい。バーにビールを買いに行くのも一苦労。

ちょっとこじゃれたレストランということもあり集まっている人たちもいかにもセーデルマルムの若者といった感じの人たちが大多数。ぎゅうぎゅう詰めですがいい雰囲気です。しかし背の高い人が前に来ると結構大変…。この試合でスウェーデンは1点をとったのですがその瞬間は観客皆で抱き合ったりして大喜び!!しかし次の瞬間それがアイルランドのオウンゴールと分かり自虐のようなアイルランドをちょっとばかにするような笑いにつつまれました。そんなこんなでとりあえず引き分けで終了。

2試合目のイタリア戦は負けてしまい、3試合目のベルギー戦。これも同じレストランに見に行こうと思ったら試合開始1時間以上前に行ったのにすでに入場制限がかかるほどの満員状態。諦めてその近所のパブへ。この試合に勝てば決勝トーナメントに進出できたので力が入ります。普段のシャイなスウェーデン人とは思えないほどの怒号も飛び交います。でも結局は負け…。後半ベルギーに1点に入れられた時点で観客も諦めモード、諦めよ過ぎなスウェーデン人はこんな時も諦めがよいのです。
試合終了後みんなさっさと携帯チェック

このユーロでスウェーデン代表引退を表明していたズラタン・イブラヒモビッチ、翌日の夕刊も彼が一面でした。しかし、わたしとしては同じく代表を去ると言われているキム・シェルストレーム(Kim Källström)の方が気になります。

スウェーデンは今回のユーロ2016での獲得点はたったの1点しかもオウンゴールという情けない結果に…。でも、わたしのきらいな監督が今回やっと辞めてくれるみたいなのでこれからのスウェーデン代表に期待です。

さてこのユーロ開催の間スウェーデンでは色々なサッカー関連商品が。
パンツタイプのおむつ

ポテトチップス

スクラッチ宝くじ/Heja Sverige(ヘイヤ・スヴァリエ)は頑張れスウェーデン
スクラッチ宝くじは買ったけどはずれました。ちぇっ。

スウェーデンがグループリーグ敗退しユーロが終わったような雰囲気もあったストックホルムですが、スウェーデン人の新たな希望はアイスランド。ご近所さんでしかも監督がスウェーデン代表の監督を務めていたラーシュ・ラーゲルベック(Lars Lagerbäck)というとこもあり親近感が沸くようです。

6/27のアイスランド対イングランドはスウェーデン人の友だちとセーデルマルムのパブで観戦。わたしはイングランド派。しかし観客のほとんどはアイスランド応援。この時までスウェーデン人がここまでアイスランドに肩入れしているとは知らずびっくり。

あまり関係ないですがパブの壁にはスウェーデン代表サイン(プリント)入りユニフォームが。2012年度のものと思うのですが、わたしのアイドル、アンデシュ・スヴェンソン(Anders Svensson)のサインがどれか分からず…。


結果、アイスランドの勝利で自国が勝ったかのように喜んで勝ち誇るスウェーデン人。「スウェーデンはとっくの昔に負けたくせに」と軽くイラッとしました。
パブの外にはがっかりなイングランドサポーターたち。悔しさを分かち合いたかったです。


7/10の決勝までストックホルムのレストラン、パブなどではユーロ観戦ができますのでスウェーデン人たちに混じってのサッカー観戦はいかがでしょうか?

次のスポーツイベントはオリンピック。オリンピックサッカーはユーロやワールドカップに比べると盛り上がりませんが今回は日本とスウェーデンが同グループで戦うので見逃せません。わたしはもちろん、日本応援で!



2016年5月26日木曜日

スティグ・リンドベリ生誕100周年エキシビジョン

こんにちは、mayukoです。

KOKEMOMO Newsでもお伝えしているスティグ・リンドベリの生誕100周年エキシビジョン、『Stig Lindberg 100』のプレス発表会に行ってきました。

会場はリンドベリゆかりの地でもあるグスタフスベリの陶磁器博物館。
今回、案内役を務めてくださったのはリンドベリの息子さんであるラーシュ(Lars)さん。

今回のエキシビジョンで大変だったことのひとつが、展示物の選択だったそうです。グスタフスベリの食器類だけではなくテキスタイル、公共アート、電化製品までも手がけていたリンドベリの作品は膨大な数に及びます。限られたスペースの中でどれを展示するか…どれも素晴らしいリンドベリの作品です、取捨選択が困難を極めたのも納得できます。

その選び抜かれた展示物の一部をご紹介いたします。

リンドベリといえばグスタフスベリの食器。

主に神話などを題材としたアート作品。

じょうろからラジオまで、普段の生活の中に溢れるリンドベリ作品。当時のスウェーデン人が羨ましいです。

Hemma hos(At home)と名付けられたコーナー。自宅はリンドベリ自身の作品で溢れまさにショールームだったと、ラーシュさんは語ります。スウェーデン、海外からのゲストもたくさん訪れたそうです。

小さなモチーフの数々。わたしはリンドベリ作品のこういったどこかユーモラスなところが好きです。

公共アート作品。こちらは小学校の食堂に飾られていて、足の下のひもを引っぱって動かすことができ子どもたちが遊べるように、とデザインされたのですが子どもたちが夢中で遊び過ぎたため学校が動かせないようにしてしまったとのエピソードがあります。

他にもテキスタイルのスケッチ、ファイアンス作品のコレクション、リンドベリのトレードマークの蝶ネクタイ、奥様に書いた手紙などの私物など、会場は決して広くはないですが、厳選された物が展示されています。

スウェーデンの雑誌Scandinavian Retroから去年の秋、今年の春に出版されたリンドベリのムック本。内容が充実しており今回のエキシビジョンのカタログとしても充分なできばえなため、カタログは作らなかったとのこと。

長年にわたり作品を作り続けたリンドベリ、その時々の時代の空気や精神をデザインに取り入れることによってその当時はもちろん、後年になり流行が繰り返すことにより彼の作品はいつまでも愛され続けるのだとラーシュさんは考えます。

このエキシビジョンは9月にロンドン、10月には日本への巡回が予定されているそうです。

そして、博物館と同じ敷地内にあるグスタフスベリ・アートホール(Gustavsbergs Konsthall)ではスティグ・リンドベリ生誕100周年を記念して7人のスウェーデンの若手アーティストによる陶磁器作品を展示したエキシビジョン『KARNEVAL』が同時開催されます。

Rökring by Joakim Ojanen

Emelie Thornadtsson

前述しましたように、日本でのエキシビジョン開催も予定されているそうですが、スティグ・リンドベリが働き、そして生活したこのグスタフスベリでの展示、ストックホルムにお越しになる北欧デザイン好きな方は是非、足を運んでみて下さい。


エキシビジョンの詳細はKOKEMOMO Newsをご覧ください。
※北欧デザインファンはMillesgårdenで開催されているヨセフ・フランクのエキシビジョンもお見逃しなく!
KOKEMOMO News
スティグ・リンドベリ生誕100周年エキシビジョン Stig Lindberg 100
ヨセフ・フランク展 PATTERN - FURNITURE - PAINTING




2016年5月10日火曜日

ユールゴーデン島のカフェトラム

こんにちは、mayukoです。

4月末まで寒くて雪がちらついていたストックホルムですが5月に入った途端に春を通り越して夏かと思うようなお天気に恵まれています。

先週の日曜日、インドア派のわたしもこれだけお天気が良いと家にこもっているわけにはいきません。しかし街に出たは良いものの特にやることもない。ストックホルムでやることない時はフィーカと相場が決まっているのですが、行きたいカフェも特になく、日曜日のカフェはどこも混んでそう…。と、いうことで思いついたのがストックホルムの中心部からスカンセン(Skansen)やローゼンダールス・トレードゴーデン(Rosendals Trädgården)があるユールゴーデン島(Djurgården)の間を走っているカフェトラム。

トラム(Spårvagn/スポールヴァグン)自体は毎日運行しているのですが、土日にはクラシカルな古いタイプのトラムが運行し、30分に1本カフェ仕様のトラムが走っています。

出発駅(どの駅から乗っても良いのですが)はマリメッコのお店が目印のノルマルムストリィ(Norrmalmstorg)。

カフェトラムは天井のコーヒーカップが目印です。

普通のトラムはSLカードなどで乗車することができますが、カフェトラムではSLカードは使えません。乗車賃、大人35krがかかります。乗車したらまずは席に座ると店員さんが注文をとってくれます。メニューはコーヒー、紅茶、ジュース、シナモンロールやデニッシュ、簡単なサンドウィッチ、アイスクリームなどもあります。

わたしはコーヒーとデニッシュをオーダー。

支払いはひと通りのサーブが終わり落ち着いた頃に店員さんが回ってきてくれるので、「支払いは先なのかな?降りる時?」などと焦る事なく、フィーカを楽しんで下さい。

車内はこんな感じです。


トラムはノルマルムストリィを出てユールゴーデン島へ、その後また同じ路線を戻り、ノルマルムストリィ→ユールゴーデン島→ノルマルムストリィとぐるぐる回ります。

ノルマルムストリィを出てまたノルマルムストリィまで戻るまでの所要時間は約30分ですが、このカフェトラムはいつまででも乗っててOK、好きなだけのんびりコーヒーを飲みながらこの路線をぐるぐるしてください。もちろん普通のトラムのようにどの駅で乗っても降りても大丈夫です(一回降りると再乗車の際には新たに乗車賃がかかります)。

トラムに揺られ世界の車窓からごっこをしながらフィーカ。脳内BGMはモニカ・ゼタールンド(Monica Zetterlund)の『Sakta vi gå genom stan』です。


優雅なひとときですが…この日はとにかく暑い!古いトラムにクーラーなどついているはずもなく、しかも窓さえ開かないって!路線一周でギブアップでした。アイスクリーム食べれば良かった。

このカフェトラム、3月末から冬の第三アドヴェントまでの土日に運行とのことですが、夏至祭などの祝祭日は運休することもあります。

レトロなトラムに乗ってのフィーカ、いかがでしょうか?



2016年4月17日日曜日

エステルマルム市場ただいまリニューアル中

こんにちは、mayukoです。

以前、KOKEMOMO Newsでもお伝えしたストックホルム、エステルマルム市場のリノベーション
市場がリノベーションで閉館する数日前にみきちゃんと一緒にランチへ。

市場では仮設市場への移転を前にセールをしている所もありましたが、ほとんどは通常通りに営業していました。


エステルマルム地区ということもあり、市場の割にはちょっとお値段高めなのでここでランチすることはあまりなかったのですが、しばらくのお別れの記念にランチ。
わたしはニシンのフライ。ミートボールだけではなく、魚のフライにもリンゴンベリー。慣れればおいしいけれど、最初に見た時はびっくりでした。

このエステルマルム市場は1888年から続く老舗の市場。



レンガ造りの美しい建物です。市場の中も装飾が施された柱などに時代を感じます。

リノベーションの期間は約2年、2018年4月に再オープンの予定です。
リノベーション期間中は市場の向かいのエステルマルム広場(Östermalms torg/エステルマルス・トリィ)の仮設市場で営業されます。

4月14日にその仮設市場がオープン、たまたま近くに行く用事があったので、オープン当日に中を覗いてみました。
前日にテレビの移転のニュースを扱っていて「まだまだお店の引っ越しが終わらない、でもどうにかなると思うわ〜。」なんて呑気なことを言っているお店の人も。お店など、開店予定日までに準備が間に合わずその日にオープン出来ないなんてことがよくあるスウェーデン。心配でしたが、市場は予定通り14日にオープンしていました。

建物は2年間のみの使用ということもありシンプルな造り。


広さは本来の市場より狭いためお店のスペースもちょっとずつ小さくなっている感じです。それでも食事スペースなども確保されており、2年間引き続き市民の台所として活躍するには充分な感じです。
館内には電光掲示板でこの仮設市場の営業日数がカウントダウンされています(リノベーション工事が予定通り2年で終わるかどうか分からないのに、チャレンジャーだわ…)。

ストックホルムに旅行で来られる方でエステルマル市場に行きたい方は残念ながらこれから2年間、本来の市場に入ることは出来ませんが、いわば期間限定、今だけのエステルマル仮設市場をぜひ体験してみてください。