2015年6月30日火曜日

ストックホルム夏のストリートフードイベント

こんにちは、mayukoです。

KOKEMOMO Newsでもお知らせしている夏のストリートフードイベント、Matholmen(マートホルメン)に行ってきました。

会場はGamla Stan(ガムラスタン)とDjurgården(ユールゴーデン)の間にある小さな島、フェップスホルメン(Skeppsholmen)。

行き方はバスと船があるのですが、今回はバスでKungsträdgården(クングストレードゴーデン/王立公園)横のKarl Xll:s torg(カール・デントルフテス・トリィ)のバス停から徒歩で会場に向かいます(このバス停はバスの便数が多いので便利なため)。
Grand Hotel(グランド・ホテル)の前を通り、橋を渡るとフェップスホルメンです。

島に入って左手の水辺を歩いていくと会場が見えてきます。

最初はポツポツと。

南米レストランpatagonia

「まさかこれだけ!?」と思いつつ進むとちょっとした広場に。

陽気なジュース屋

スウェーデン人の大好きなアンズ茸&ヴェステルボッテンチーズ


わたしはチョリソーのホットドッグをチョイス。辛い、辛くておいしい。でもビールがない!残念なことにアルコールは0.5%のノンアルコールビールのみ(土曜のみシードルもあり、とのこと)。

ビールがないのでチョリソーの後は水出しコーヒー。コーヒー豆はDrop Coffeeの物を使用。スッキリとしておいしかったです。


この日は天気も良くてアウトドアの水辺はとても気持ちよかったです。実はこの後、帰ってたら、途中で会場に向かうお友だちに会い、また戻ってカニなどを食べたのでした。

開催日時の詳細などはKOKEMOMO Newsのページを参照ください。
KOKEMOMO News「ストックホルム夏のストリートフードイベント」









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2015年6月15日月曜日

カール・フィリップ王子の結婚式/後編

こんにちは、mayukoです。

前編に引き続き、カール・フィリップ王子の結婚式の様子です。

晩餐会では国王、王子、新婦の父、新婦それぞれがスピーチを。ダーラナに住む新婦の父に挨拶のため車を何時間も運転したカール・フィリップ王子のエピソードなども紹介されました。



ウェディング・ケーキを担当したのはストックホルムTössebagerietのMattias Ljungberg、ウプサラ Güntherska Hovkonditori & Schweizeri のFrida Leijon、ヨーテボリClarion Hotel PostのFredrik Borgskog。


ピスタチオやベリーのムースが層になったこのケーキにはカール・フィリップ王子の希望でPop rocksという口の中で弾けるお菓子(たぶんドンパッチみたいなもの)が入っています。世界のセレブたちはドンパッチなんて召し上がったことがあるんでしょうか?ご高齢の参列者はびっくりしてしまいそうです。

そしてお待ちかねのケーキカット。

そしてお二人にフォークが渡されファーストバイト…と思ったら。
ご自分でパクリ。あれ?この後カール・フィリップ王子もご自分で召し上がっていました。以前、スウェーデン人カップルの結婚式に参列した時はお互いに食べさせ合っていたと思うのですが。

ケーキの後はまた会場を移動して新郎新婦によるファーストダンス。

国王が踊っているのは新婦の母。
こうして結婚式の夜はふけていきます。
この時点で夜中の0時過ぎ。教会での式が16時半開始だったので7時間以上も経過しています。スウェーデンの結婚式は夜の1時、2時くらいまで続きます。結構ハードです。

ちなみに結婚式が執り行われた王宮内の教会(Slottskyrkan)と晩餐会が行なわれたVita Havetには王宮見学の際に見ることが出来ます。Vita Havetは入場料を払い王宮内に入る必要がありますが、教会は無料(寄付制)で入ることが出来ます。「ここでロイヤルウェディングが。」と思うとなかなか感慨深いものがあります。

さて、マデレーン王女の結婚式ではまだまだ赤ちゃんだったエステル王女も今回はちょっぴりお姉さんになってフラワーガールを務めました。
式の間はちょっぴり退屈そうですが、ちゃんと良い子に座っていらっしゃいました。

式の後、王宮の庭園にて参列者の集合写真の準備をしている間はダニエル王子に抱っこされて沿道をのぞいてみたり。

マデレーン王女の長女レオノール王女はまだ1歳。おしゃぶりをくわえての参列。マデレーン王女がカメラに向かって手を振ってみて、とやっている様子。この後、レオノール王女は上手に手を振っていました。

式の間はダニエル王子、ヴィクトリア王女、シルヴィア王妃とかわりばんこに抱っこされ家族のみんなに愛されている様子が伝わってきます。




結婚式特番ではカール・フィリップ王子の小さい頃の様子も紹介され、別に成長を見守ってきたわけじゃないのに「こんなに立派になって…。」と親戚のおばちゃんのような気持ちに。

結婚式でもその後の晩餐会でも何度も幸せそうに見つめあう新郎新婦。羨ましくなってしまいます。



日本でも一部、報道されているのでご存知の方も多いと思いますが、ソフィア王女はセクシー系モデルの経歴を持ち、テラスハウスのようなテレビのリアリティショーに出演したことも。そのような女性が王室に嫁ぐことをスウェーデン人はどう思っているのかちょっと気になるところ(日本なら絶対にありえませんよね)。職場の同僚(推定50代)に聞いたところ「いいんじゃない?」といった感じで特に気にはしてない様子。結婚式特番の司会者がスウェーデン王室はそのオープンさと伝統を重んじる厳格さのバランスをとるのがうまい、と言っていました。
ソフィア王女は現在は2010年に自身が立ち上げた南アフリカの子どもたちを支援するProject Playgroundの名誉会長を務めています。

カール・フィリップ王子とソフィア王女、ご結婚おめでとうございます。
photo by Mattias Edwall, Sveriges Kungahus


関連リンク
結婚式特番全編(9時間50分、2015年12月10日まで視聴可能) 
結婚式(1時間29分、2015年12月10日まで視聴可能
スウェーデン王室公式サイト、ロイヤルウェディング特設ページ(英語)
KOKEMOMO Topics カール・フィリップ王子の結婚式/前編マデレーン王女の結婚式










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カール・フィリップ王子の結婚式/前編

こんにちは、mayukoです。

6月13日、スウェーデン王室のカール・フィリップ王子(Prins Carl Philip)とソフィア王女の結婚式が行われました。
2013年のマデレーン王女の結婚式同様、わたしはテレビで結婚式の様子を鑑賞。

結婚式は王宮内にある教会で行なわれます。新郎新婦の希望で教会内は白樺なども飾られスウェーデンの自然に囲まれたような雰囲気。花はバラをふんだんに使いロマンチックなテイスト。

祭壇のキリスト像もバラに囲まれています。

会場に向かう参列者のファッションチェックも楽しみのひとつ。

手前からメッテ・マリットノルウェー王太子妃、後ろはメアリーデンマーク王太子妃。

スウェーデン国王カール・16世・グスタフ殿下のお姉様方。貫禄たっぷりです。パンツドレスで登場したのはビルギッタ王女。

日本の皇室からはマデレーン王女の結婚式の時同様、高円宮妃久子さまが参列されました。

第二子出産を控えたマデレーン王女、クリストファー・オニール氏とレオノール王女。

スウェーデン王太子ヴィクトリア王女とダニエル王子。
ヴィクトリア王女のドレスはH&Mのサステイナブルな素材を使ったH&M Consious Collectionのもの。ヴィクトリア王女のこのチョイスはかなり好評でした。

カール・16世・グスタフ殿下、シルヴィア王妃。
スウェーデンのネットでのゲストのファッション特集はこちら。
ELLE Sverige
The You Way(記事内のBetygとはグレードなどの意味で+マークが多いほど高得点。)


結婚式が始まり、新婦の入場を待つカール・フィリップ王子。ヴィクトリア王女は既に涙ぐんでいます。

スウェーデン人デザイナー、Ida Sjöstedtのドレスに身を包んだソフィア王女が入場。

花嫁とその父をエスコートするフラワーガールにはエステル王女(前列中央)が。




指輪交換ではソフィア王女の指輪がなかなかはまらずカール・フィリップ王子が苦戦する場面も。

新郎新婦退場では賛美歌のJoyful, joyful, we adore Theeのゴスペルバージョン、歌手が"Clap your hands!!"と叫び出し、参列者の手拍子で送り出されるという、ロイヤル・ウェディングとは思えないポップさ。

教会を出てキス。そういえば、教会内で誓いのキスはありませんでした。

王宮の周りに集まった市民たちに結婚の報告、そしてソフィア・ヘルクヴィスト嬢(Fröken Sofia Hellqvist)改め、ソフィア王女(Prinsessan Sofia)を紹介。


その後は市内をパレード。



そのパレードの馬車は王宮に戻り、王宮内で晩餐会が。
会場に向かうゲストたち。ソフィア王女が育ったダーラナの民族衣装を身に着けた人たちが並びます。

ストックホルム王宮内Vita Havet

スウェーデンの結婚パーティーではカップルで招待されても席はバラバラなのが普通です。そして、もう一つ違うのが日本では親族は一番後ろですが、スウェーデンでは新郎新婦に近い所に親族が座ります。


乾杯はグラスを合せず横を向いて隣りの人と目を合わせて軽く微笑む、そして次は反対側の人と。優雅な感じで微笑むのがポイントです。パーティー中に何回も乾杯が行なわれます。

お料理はマティアス・ダールグレンをはじめとしたスウェーデンの一流シェフたちが腕を振るいます。ソフィア王女が育ったダーラナ地方のエルヴダーレン(Älvdalen)の食材も使われています。


マデレーン王女の結婚式の時は式のみテレビ中継でしたが、今回は晩餐会もテレビ中継されたため、写真も多めに。と、いうことで続きは後編で。気になるウェディング・ケーキやエステル王女、レオノール王女の可愛い姿も♡









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