2014年3月26日水曜日

スウェーデンの園芸フェア

こんにちは、mayukoです。

もう3月末なのに、雪が積もったり、とても天気が良かったり風が強かったり…毎日のようにころころ天気が変わり外出するのに何を着るか困ってしまうストックホルムです。

先日、ストックホルムスメッサン(Stockholmsmässan)で行なわれたガーデニング、園芸のフェア、ノルディスカ・トレードゴーダル(Nordiska Trädgårdar/ノルディック・ガーデン)に行ってきました。

わたしが園芸に興味を持ったのは実はMikiちゃんの影響。スウェーデンではアパートなどでも園芸を楽しむ人が多くいるのですが、長い休暇には植木の世話を家族や友達、ご近所さんに頼んだりします。わたしも一昨年、Mikiちゃんの植木を預かったことをきっかけに園芸の楽しさに目覚めてしまったのです。それまではMikiちゃんの園芸趣味を「おばちゃんみたい」と笑っていたのに…。

今回のフェアは木曜日〜日曜日に開催され、わたしは金曜日のお昼くらいに行ったのですがすごい人出。入場口は複数あるのに、長蛇の列。

会場内には種や苗、園芸用品の販売、ガーデナーによるお庭の展示などが。






園芸用のハサミ、ノコギリなどは日本製の物が多く出ていました。この看板、日本の『日』の字がちょっと惜しい!

これはナメクジ撃退アイテム。カゴ部分に専用のエサを入れておくとナメクジが食べて…コロリ、という具合です。エサが雨にぬれないようにかわいい手描きの傘がついています。スウェーデンのナメクジはとにかく大きくて気持ち悪い…。


カール・フォン・リンネ(Carl von Linné/スウェーデンの植物学者)の公園でのパーティーをテーマにしたテーブルセッティング。

ダーラナ地方にあるスウェーデンの画家、カール・ラーション(Carl Larsson)の記念館、カール・ラーション・ゴーデン(Carl Larsson-gården)のお庭。



スモーランド地方にあるアストリッド・リンドグレーン・ネス(Astrid Lindgrens Näs)のお庭はピッピやロッタちゃんで知られるアストリッド・リンドグレーン(Astrid Lindgren)のお話しに出てきそうな自然な草花を配しています。


スモーランド地方にある17世紀の雰囲気を残すミュージアム、フーセビィ・ブルク(Huseby bruk)は素敵なサロンの中がお庭に。

ガーデニングインテリアなども。


なぜか食べ物もたくさん。



スカンセン(Skansen)やスーパーマーケットのCoopが出展している子ども向けスペースではエコや養鶏などについて学ぶことができます。




その他にも様々な園芸、畑関係の出展がありました。
















本当は苗か種を買いたかったのですが、あまりの人の多さに選ぶ気力もなくなり買うことが出来ず。唯一買ったのはスウェーデンの鳥類学会Sveriges Ornitologiska föreningenのピンバッジ。20Kr以上を鳥の巣箱に入れて好きなピンをひとつ選ぶというもの。このお金は鳥の保護に使われます。本当はリスが欲しかったけどなかったので、キツネに。キツネと言うと野鳥の天敵のような気もしますが…。


スウェーデンは冬が長く自然の草花を楽しめる期間が短いからおうちで緑を楽しめる園芸が人気なんじゃないかと、わたしは思っているのですが、その力の入れようを甘く見ていました。こんなに大盛況だとは…。次回はわたしももっと気合いを入れて臨みたいと思います。植木鉢で楽しめる観葉植物より庭作りや畑作りといった感じの出展がメインでしたが、所々に見られる植木鉢ではない物を使った植木の飾り方など参考に出来そうな物も多かったです。それよりも、市民菜園コロニーロット(Kolonilott)を借りて野菜や花を作りたくなってしまいました。ストックホルムではコロニーロットはすごい人気で何年も待たないと借りることは出来そうにもありませんが。
もうすぐ、本格的な春がきます。Mikiちゃんを誘って園芸ショッピングに行きたいなー。





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2014年3月9日日曜日

IKEAの限定アイテム / Bråkig

こんにちは、mayukoです。

少し前の話しになりますが、2月の下旬にみきちゃんとIKEAに行ってきました。IKEAは日本と同じくちょっと郊外にあるのでそんなに頻繁に行くこともなく、みきちゃんと2人で行くのは実は初めて。


クンゲンス・クルヴァ(Kungens Kurva)のIKEAは世界でも一番大きなIKEA。この日は平日だったため店内も混んでおらず、のんびりとIKEAをぶらぶら。

スウェーデンのIKEAと言っても、日本のIKEAとそんなに変わりません。わたしは日本では福岡のIKEAにしか行ったことはないのですが、ルームセットが6畳のリビングルームなど、日本の生活スタイルに合せた提案になっていたように思います。
スウェーデンではもちろん、スウェーデンの生活スタイルに合せたルームセットが提案されています。例えば55平米のキッチン、リビング、ベッドルームがあるお部屋。ストックホルムのアパートによくあるサイズです。


2人ともIKEAに来るのはかなり久しぶり。以前はなかったような商品も増えていました。そのひとつが子ども向けパーティーグッズや文房具。
以前もラッピンググッズや紙皿などはあったのですが、こんな風に子ども向けのかわいい物はなかったはず(あったのかなあ…?)。ラッピンググッズはワインボトル用の紙袋など大人が使える物もたくさん。






わたしたちの共通の趣味でもある園芸コーナーも見逃せません。ミニ温室や植木鉢を置く棚が欲しいなあ、と思いつつ、2人でお揃いのスコップセットを買いました。


店内にはいくつかカフェ、レストランがあるので、疲れたら途中でフィーカです。カフェにはスウェーデンのイースター前には欠かせないセムラもありました。他にはエルダーフラワーのミニカップケーキなども。カップケーキといえば、IKEAにはかわいいカップケーキ用のペーパーカップも売っているのですが、これはIKEAのカップケーキ(マフィン)型じゃないとサイズが合ないそうです。つまり、IKEAで焼き型を買ったらIKEAのカップを買わなくてはならず、同様のことが布団と布団カバーにも言えるそうです。恐るべしIKEA…。


さて、この日の一番の目的はIKEAとデンマークのデザイナー集団ArtRebelsがコラボした限定シリーズBråkig(ブローキグ)。2月7日に発売されたこのシリーズ、家具、テキスタイル、食器…と幅広い商品展開をしているのですが、パステルカラーを基調としていてどれも可愛い!

このBråkigシリーズ、わたしが読んだニュースではヨーロッパのみでの販売とのこと。それは分かっていたのですが、この日、みきちゃんに聞くまで数量限定の商品とは知らず、教えてもらった後も「今月発売されたばっかりだし、まだまだあるよー。」なんて言っていました。しかし、その考えは甘かった…。残っているのはいくつかのアイテムだけ。食器などは発売と同時にすぐに売れ切れてしまったそうです。わたしたちが行ったのは2月下旬でしたがトレイやクッションカバー、布団カバーなどはかなりの数が残っていました。








結局、わたしが買ったのは園芸スコップセットだけ…。
でも、IKEAのもうひとつの楽しみはレジを出た後にある食品コーナー。ここでも新しい商品が増えていました。
スウェーデンのチーズ


チョコレート・バタースカッチ・スプレッド

ヘラジカ肉使用のソーセージ
ヘラジカ肉使用のミニサラミ

リンゴンとブルーベリーのチョコ

サーモンペースト

ケチャップ&マスタード

クネッケブロード

ソーセージなどの肉類は日本へのお土産として持って帰ることは出来ませんが、チーズは普通のスーパーで売られている物より小さくてお土産としてはちょうど良いサイズのような気がします。
わたしはサーモンペーストを購入。基本的にサンドウィッチ用だと思うのですが、サーモンパスタを作る時にソースに混ぜたり、ちょっと醤油を混ぜておにぎりの具にしたりしてもおいしかったです。でも、味は魚卵チューブのキャビア(kaviar)に似ています。材料を見たら魚卵も入っていました。スモークサーモン風味のキャビアって感じです。でも安かったしおいしいので良いのです。

IKEAは平日には無料のIKEAバスが出ています。行きは中央駅近くから出発でIKEAに直行ですが、帰りはいくつかのバス停にとまります。このバスは1時間に1本なので、利用される際には帰りのバスの時間を確認してからお買い物をされることをおすすめします。

久しぶりのIKEAは思ったより楽しくて、ついつい長居してしまいました。この日は春に向けてベランダや屋外用の商品展示のための模様替えが行なわれていたので、園芸グッズ目当てにまた近々、行ってみたいと思います。そして今度、気になる限定アイテムが出たら発売日に買いに行こうと思いました。





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