2014年6月30日月曜日

スウェーデンおすすめお土産 2014/その2

こんにちは、mayukoです。

前回に引き続き、スウェーデンのおすすめお土産をご紹介します。


まずは食品類の続きから

スウェーデンでは何故か多くの種類のマスタード(スウェーデン語:Senap/セェナップ)があります。スウェーデンの行事食には欠かせないニシンの酢漬けシル(Sill)にもマスタード味がありますし(辛くなくておいしい!)、クリスマスのメインディッシュともいえるハム、ユールフィンカ(Julskinka)にもマスタードは欠かせません。そして街に屋台も多いホットドッグにももちろん、マスタード。まあ、マスタードが好きなんでしょう。わたしはその色んな種類の使い分けがいまいち分かりませんが。

よく日本のガイドブックで見かけるのはチューブに入ったフィンランドのマスタード。かわいいですよね。でも、スウェーデンだって負けてません。

これはスウェーデンとフィンランドの間にある島オーランド(Åland)にあるマスタードメーカー。なんだか昭和な雰囲気が漂うデザインのボトルが可愛い(大きいのが難点ですが)。オーランドはフィンランドの自治領ですが、住民の殆どはスウェーデン系、公用語もスウェーデン語ということで…。

わたしが好きなのはJohnny'sのSötstark。その名の通り、辛いけど甘くておいしいです。パッケージは特にかわいいというわけではありませんが、最近は色々な種類の新商品を発売していて気になるメーカーでもあります。

スーパーマーケットでは赤ちゃん用アイテムも充実しています。
その中でちょっといいな、と思ったのが赤ちゃん用フルーツピュレとスムージー。これはオーガニックのフルーツとレモン果汁のみで作られたもの。赤ちゃんのちょっとしたおやつやデザートなどに。フルーツ100%なので大人が食べても美味しそうな気がします。

続いてドリンク類です。
チョコレートメーカー、Marabouから新しく出たチョコラテ。温かい牛乳を注ぐだけでおいしいチョコラテができるそうです。きっとミロ的な物なのでしょうが、これはボトルがプラスチックなので大きさの割りには軽いです。

スウェーデンでもここ数年人気のカプセル式のエスプレッソマシン。しかし、マシン自体が日本で出回っていない物も多いようで、日本と共通の物と言えばネスカフェのドルチェグスト。基本的なコーヒーカプセルは日本と同じなのですが、スウェーデンオリジナルも。スウェーデンのコーヒーメーカーZOÈGASの物。ドルチェグストのカプセルは世界共通で使えると思うのですが…。

ベリーなどを煮て作った濃縮シロップ、サフト(Saft)も色々な種類が。ボトルに入った物が多いのですが、紙パックもあります。これらはLättdryck(light drink)とも呼ばれ、調べてみたのですが、サフトとの違いはあまりないようです。
このJOKKのシリーズは野生のベリーを使い、スウェーデンで作られています(スウェーデン産のベリー、とは明記されていませんが)。これを水で薄めてジュースを作ります。紙パックなのでコンパクトで、常温保存でも大丈夫なのですが、押しつぶされたら破裂しそうなので、スーツケースに入れる際はご注意下さい。

他にも紙パックシリーズでOATLY。このメーカーは牛乳、大豆プロテインを含まない製品を作っており、アレルギーがある方にもおいしく飲めるようになっています。このHavre Dryckはえん麦(オーツ麦)を使った物です。このOATLY、最近、パッケージが新しくなり、ポップでかわいい物が増えました。

スーパーマーケットCOOPのオリジナル商品の紅茶。スウェーデンらしく、ベリーやローズヒップのフレーバーです。

お次は日用品。

唇にも体(乾燥した肘など)にも使える保湿スティック。ふたを開けて、容器の下からグッと押し出して使います。写真では分かりにくいかもしれませんが、小さいので、いくつか買うようなお土産に便利です。薬局などにもこのようなタイプのスティッククリームがいくつかあります。

そしてスーパーではないのですが、エッグソープで有名なヴィクトリア社から新しく出たベリーが香るボディケアソープ。シアバター、はちみつも配合されてお肌にもよさそう。コケモモ(Lingon)、ブルーベリー(Blåbär)、クラウドベリー(Hjortron)の3種類。小さな25gサイズもあります。

iittalaから出ているシティマグのシリーズ。ストックホルムのシティマグはNKデパートのiittalaとGötgatanのiittalaで購入することが出来ます。


他にも以前、KOKEMOMO Topicsに書いたスウェーデンのデパート、Åhléns Cityの50周年記念アイテムなどもおすすめです。


このおすすめお土産記事の元々の目的は職場や知り合いへのお土産ショッピングのためにあまり悩んで欲しくない、それよりもせっかくのスウェーデン旅行、ご自分のためのお買い物や、のんびりとしたフィーカをたっぷりと楽しんで頂きたい、と思ったことが始まりです。


去年もそうでしたが、改めてお土産アイデアのネタ切れ感が拭えません。
それくらいスウェーデンって物が少なく、日本のようにどんどん新商品が出るというわけではないのです。それでも、去年、今年とご紹介したアイテム以外にも「これだ!」と思える一品に出会えるはず。そんな海外旅行ならではの新しい発見を求めてぜひ、色んなお店を覗いてみてください。


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2014年6月22日日曜日

スウェーデンおすすめお土産 2014/その1

こんにちは、mayukoです。

今年のストックホルムは春頃から暑くなったかと思ったら、寒くなったりしてなんだか落ち着きません。それでも今は観光のハイシーズン。街でも多くの観光客の方々を見かけます。


去年、ご紹介した『スウェーデンおすすめお土産 2013』が好評だったため、今年もスウェーデンのお土産になりそうなものをご紹介いたします。基本的にお土産ショッピングの定番、スーパーマーケットの商品をピックアップしています。ポイントはなるべく嵩張らず、軽くて、割れたりしないもの、そしてなるべく安いもの(だってスウェーデン物価高いんですもの)。

先ずは食品系から。

去年も紹介したスウェーデンのチョコレートメーカーMarabouのチョコチップクッキー。そのクッキーにミニサイズのパッケージが登場。何個も買いたい時はこちらの方が良いと思います。

フィンランドの食品メーカーFrazerのキャラメルチョコDumleのクッキー。他にもウェハースチョコもあります。

スウェーデンのクッキーと言えば、チョコクリームが挟まれたBallerina。このBallerina、1963年に発売され50年以上スウェーデンで愛されている定番のクッキーです。

Ballerinaに最近、色んな種類が登場。オリジナルのBallerinaももちろんおいしいのですが、クッキーがビニールに包まれているだけなので、割れやすいのが難点。新商品の物はプラスチックのケースや紙箱に入っているので、少しはクッキーが割れるのを防げるかも。


チョコは夏場は溶けやすいのですが、スウェーデンのチョコはなかなか美味しいです。Marabouの新商品、キャラメル入りのエアインチョコやビスケット入りのチョコ。これは結構大きいです。

日本でもIKEAなどで売られているはずのキャラメル入りチョコ、Daim。この夏、Daimの限定商品ミント味が登場。Daim好きな方は是非、お試し下さい。

スウェーデンの朝食でもよく見かける堅焼きパンのクネッケブロード(Knäckebröd)。あまり小さいパッケージがなく、日本に帰ると湿気やすいクネッケですが、お土産としてぴったりなのがクリームチーズなどが挟まれたちょっとした間食用の物。

朝食というよりはおやつやお酒におつまみになりそうなスティックタイプのクネッケも。これはパッケージが日本でも人気のBengt & Lottaというのも素敵です。

日本ではここ最近、グラノーラが流行っているとか(もう古い?)。スウェーデンではミューズリーを朝食に食べる人も多くいます。パッケージの可愛さではSaltå Kvarnなのですが、かなり重いです。シリアルや乾燥豆、ドライフルーツなどを扱っているメーカーRisentaは、少し量が少ない物(といっても重いけど)もあります。

グラノーラも一応、あるんです。

チョコや、ナッツ、ドライフルーツが入ったシリアルバーもあります。

同じくヘルシーおやつ系でちょっと変わったところではゴマを固めたセサミクッキー。ココナッツやシナモンのフレーバーもあります。

ドライフルーツも色々な種類があります。小さな箱に入ったレーズンもSaltå Kvarnのパッケージだと可愛い。これはレーズン&リンゴ、レーズン&チェリー、レーズン&マルベリーの3種類のセット。これらのドライフルーツはトルコで作られています。このSaltå Kvarnはオーガニックの食品メーカーとして有名なのですが、このパッケージにあるようにEkologisk(t)と書かれているものがオーガニックという意味です。そして、KRAVのマークがついている物がオーガニック認証団体、KRAVの基準をパスしたものです。

スウェーデン産のはちみつもスーパーでよく見かけるのですが、とにかく重い。そして結晶化した固めの物が多いです。

液状でボトルに入っていて使いやすい物、そしてなんとなくスウェーデンっぽいものといえば、ブルーベリーやイチゴのフレーバーの物。ただ、これはブルーベリー香料が使われているだけなので自然なブルーベリーが入っているわけではありません。ちなみに写真のはちみつは左から、ブルーベリー、レモン、イチゴです。

この続き、次回はドリンク類や日用品などをご紹介いたします。


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2014年6月2日月曜日

【お仕事報告】giorni 2014年 7月号

こんにちは。mikiです。

現在発売中(5月20日発売)のgiorni 7月号の特集は「朝ごはん、朝時間」。
海外編では、ニューヨーク、ストックホルム、パリ、ベルリンから素敵でヘルシーな朝ごはん事情のご紹介です。

この特集のストックホルムのコーディネートを担当いたしました。

自然の力を体に取り入れるをテーマにベジタリアンの家庭で育ったマリア・ホーンさんの朝の過ごし方やお部屋のインテリアを4ページに渡り紹介。

ぜひご覧ください。


Photo by Markus Karlsson Frost

Photo by Markus Karlsson Frost

2014年6月1日日曜日

Åhléns City Stockholm 50周年アイテム

こんにちは、mayukoです。

スウェーデンのデパートと言えば老舗のNKそして、スウェーデンで一番のデパート店舗数を誇るÅhléns(オーレンス)。

オーレンスの始まりはダーラナでの通信販売の会社。そしてストックホルムのセーデルマルムに初めての店舗を構えたのが1915年。地下鉄T-Centralen駅前(上?)のÅhléns Cityが最初かと思いきや、セーデルマルムの方が100年近くの歴史があるなんてびっくりです。さて、そのÅhléns Cityが出来たのが1964年9月9日ということで、今年はÅhléns City 50周年のアニバーサリー・イヤー。
その50周年を記念して、Åhléns Cityでは限定商品、有名スウェーデンブランドとのコラボ商品が販売されています。


Åhlénsのプライベートブランドからは北欧らしいデザインのアイテムが。





ブランケットはKlippanとのコラボ

チョコレート

アルメダールス(almedahls)からはÅhléns Cityの建物と向かいにあるセルゲルス・トリィ(Sergels Torg)とクルトゥールフーセット(Kulturhuset)をデザインしたキッチンアイテム。



ファッションブランドのダグマル(DAGMAR)からはストックホルム市内の地図をデザインしたTシャツ。


老舗レザーブランドのパルムグレンス(PALMGRENS)からはレザー小物。

裏には50周年の刻印が

わたしが一番気になるのはサンドクヴィスト(SANDQVIST)のリュック。リュックは高いからポーチでもいいか…。


その他にはÅhléns City 50周年記念アイテムではないのですがグスタフスベリ(Gustavsberg)のAdamとRibbの大皿(28cm)、Bersåのボウル(17cm)が発売中。グスタフスベリの公式HPによると、これらの復刻新アイテムは公式オンラインショップとここ、Åhléns Cityの50周年記念ショップみでの販売ということです。
お皿、ボウル各540kr


写真をご覧頂いて気づかれたかもしれませんが、これらの商品には50Åのマークがついています。スウェーデン語で50年は50År、そしてÅhlénsの頭文字はÅ(日本語の"お"と同じような発音)、これらをかけて50Åのマークが作られているようです。
ここに挙げていないアイテムもまだあるので、ストックホルムにお越しの方は是非チェックしてみてください。
最後にÅhléns豆知識。Åhlénsの創設者のJohan Petter Åhlénは1924年の冬季オリンピックのカーリング銀メダリストでもあります(この記事を書くにあたり、知ったこの知識を誰かに教えたかったのです)。





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