4月末まで寒くて雪がちらついていたストックホルムですが5月に入った途端に春を通り越して夏かと思うようなお天気に恵まれています。
先週の日曜日、インドア派のわたしもこれだけお天気が良いと家にこもっているわけにはいきません。しかし街に出たは良いものの特にやることもない。ストックホルムでやることない時はフィーカと相場が決まっているのですが、行きたいカフェも特になく、日曜日のカフェはどこも混んでそう…。と、いうことで思いついたのがストックホルムの中心部からスカンセン(Skansen)やローゼンダールス・トレードゴーデン(Rosendals Trädgården)があるユールゴーデン島(Djurgården)の間を走っているカフェトラム。
トラム(Spårvagn/スポールヴァグン)自体は毎日運行しているのですが、土日にはクラシカルな古いタイプのトラムが運行し、30分に1本カフェ仕様のトラムが走っています。
出発駅(どの駅から乗っても良いのですが)はマリメッコのお店が目印のノルマルムストリィ(Norrmalmstorg)。
カフェトラムは天井のコーヒーカップが目印です。
普通のトラムはSLカードなどで乗車することができますが、カフェトラムではSLカードは使えません。乗車賃、大人35krがかかります。乗車したらまずは席に座ると店員さんが注文をとってくれます。メニューはコーヒー、紅茶、ジュース、シナモンロールやデニッシュ、簡単なサンドウィッチ、アイスクリームなどもあります。
わたしはコーヒーとデニッシュをオーダー。
支払いはひと通りのサーブが終わり落ち着いた頃に店員さんが回ってきてくれるので、「支払いは先なのかな?降りる時?」などと焦る事なく、フィーカを楽しんで下さい。
車内はこんな感じです。
トラムはノルマルムストリィを出てユールゴーデン島へ、その後また同じ路線を戻り、ノルマルムストリィ→ユールゴーデン島→ノルマルムストリィとぐるぐる回ります。
ノルマルムストリィを出てまたノルマルムストリィまで戻るまでの所要時間は約30分ですが、このカフェトラムはいつまででも乗っててOK、好きなだけのんびりコーヒーを飲みながらこの路線をぐるぐるしてください。もちろん普通のトラムのようにどの駅で乗っても降りても大丈夫です(一回降りると再乗車の際には新たに乗車賃がかかります)。
トラムに揺られ世界の車窓からごっこをしながらフィーカ。脳内BGMはモニカ・ゼタールンド(Monica Zetterlund)の『Sakta vi gå genom stan』です。
優雅なひとときですが…この日はとにかく暑い!古いトラムにクーラーなどついているはずもなく、しかも窓さえ開かないって!路線一周でギブアップでした。アイスクリーム食べれば良かった。
このカフェトラム、3月末から冬の第三アドヴェントまでの土日に運行とのことですが、夏至祭などの祝祭日は運休することもあります。
レトロなトラムに乗ってのフィーカ、いかがでしょうか?
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