現在、ストックホルムにある東アジア博物館(Östasiatiska museet)で開催中のエキシビション、A New Layer。台湾の伝統工芸をスウェーデン人デザイナーたちの視点を通して作るというプロジェクトです。
1ヶ月も前になってしまうのですが、オープニングイベントに行ってきたので、作品と共に紹介いたします。
東アジア博物館はそんなに大きくないのですが、当日はその会場に300人を超えるゲストが。
このプロジェクトに参加したデザイナーはスヴェンスク・テン(Svenskt Tenn)のプロダクトなども手がけるCarina Seth Andersson、イイッタラ(iittala)のLempiなどのデザインで知られるMatti Klenellをはじめ、Stina Löfgren、TAF Gabriella Gustafson & Mattias Ståhlbomの4組、5名のデザイナーたち。
作品は漆塗りをメインに、竹細工、陶器、螺鈿細工なども。
作品はどれも、アジアの雰囲気を残しつつもスウェーデンのインテリアに馴染みそうなものばかり。この作品をデザイナーと共に作り上げたのは台湾の伝統工芸職人の方々。企画から、デザイン、製作、とかなりの長い期間をかけたプロジェクトだそうです。
他にも、会場ではワイン、台湾のお茶、小籠包などが振る舞われ、わたしたちはそちらにも夢中に。
このエキシビションは2015年2月8日まで開催されています。
東アジア博物館はフェップスホルメン(Skeppsholmen)の小さな丘の上にあり、中心部から水辺を散歩しつつ行ってみるのもお勧めです。
A New Layer
期間 2014年11月12日〜2015年2月8日
会場 Östasiatiska museet
住所 Tyghusplan, Skeppsholmen
営業時間 火曜 11:00〜20:00、水曜〜日曜 11:00〜17:00、月曜 休館日
入場料 大人80kr、18歳以下無料
web スウェーデン語/英語
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