ストックホルムは本格的な冬が到来しています。今日のストックホルム、大雪ですごいことになっていました。一日中、外は吹雪で、交通機関も麻痺。雪国だというのにストックホルムの交通機関は雪に弱く、毎年イライラしてしまいます。
さて話は変わって、スウェーデンの南部はバルト海にある島、エーランド島(Öland)へ、先週数日ほど行ってきました。
エーランド島(Öland)は、アルヴァール(Alvar)とよばれる石灰岩に覆われた樹木のない平原が広がっている特殊な島でもあります。エーランド島の南部にはStora Alvaret(ストーラ・アルヴァーレット)とよばれるアルヴァールに覆われた大平原があり、その面積は島の4分の1を占めています。また、ストーラ・アルヴァーレットはスウェーデンにある文化的景観のひとつとして世界遺産にも登録されています。
この島、夏はスウェーデン人の別荘地であり、夏のバケーションを過ごす場所としても大人気の島でもあります。そのため、夏になるとスウェーデン国内からたくさんの人々が訪れて島中が人で溢れかえります。
またスウェーデン王室の別荘もこのエーランド島にあり、王室ファミリーは毎年夏の間をこの島で過ごされています。
そしてヴィクトリア王女のお誕生日が夏のため、毎年誕生日パーティーもこの島にて開催され、その様子がテレビで放映されています。
夏は美しい自然を堪能できてたくさんの観光客で賑わうエーランド島。
しかし冬になると、この土地に住んでいる人々しかおらずひっそり静まり返っています。でもエーランド島のそんな冬の顔も私は大好き。
雪が降ればどこを見渡しても真っ白な銀世界。音1つしないようなしーんとした静けさ。道を歩いていれば鹿やウサギたちが飛び出してきたり、鳥たちのさえずりが聞こえてきたり。
先週訪れたエーランド島の初日は、雪も降っておらず素晴らしい快晴でした!気温はマイナス5℃。日照時間が最も少ないこの時期には貴重な太陽の光。日光をたっぷりと浴びながら近所を散歩してきました。
Slånbär(スピノサスモモ) |
羊たちもひなたぼっこ中 |
次の日からは雪が続き、気温もマイナス10℃までぐっと下がりました。でも、また晴れの日とは違った美しい景色をみることができます。
雪の帽子をかぶった林檎たち |
雪の中を遊んでいる猫を発見! |
ノシノシノシノシ |
ゴロゴロニャー |
雪だるまなんて子供の頃以来作っていないな.....ということで雪だるま作りに挑戦! |
林檎を食べる小鳥 |
とっても寒かったけど、きれいな景色を堪能できて満足!
いつか夏のエーランド島の姿もご紹介したいと思います。
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