ストックホルム市のおとなりナッカ市(Nacka Kommun)にある自然保護区のニッケルヴィーケン(Nyckelviken)。1700年代の豪商の邸宅だった建物を中心にその一帯が畑や牧場となっており暖かい季節には家族連れで賑わいます。
そのニッケルヴィーケンに行くには森の中を通っていきます。普段は緑の針葉樹に囲まれた森の遊歩道もこの日は一面の雪景色。
森へ入る前の道 |
雪のトンネルをくぐって… |
静寂が広がる森の中 |
雪が積もった森の中はひっそりと静まり返り幻想的な雰囲気。でも、そんな雰囲気にじっくりと浸っている暇はありません。雪が積もった森の中の歩き辛さは思った以上!坂道などは滑るので「ぎゃー!」という転びそうになったわたしの悲鳴が静かな森に響き渡るのでした。
しばらく歩いて森を抜けると牧草地が見えてきます。夏の間は馬や牛たちがのんびりと過ごすこの場所に着いたら目的地まであと少し。
クリスマスマーケットに到着!
マーケットはかなり小さくて、近所の人たちが手作りのジンジャークッキーを売ったりしています。
鍛冶屋のおじさん |
おじさん手作りの壁につけるフックなど |
そして、わたしのクリスマスマーケットの楽しみといえば、くじ引きです。
気合いを入れてくじをひくと、そこには『Nr.4』の文字が!4等の賞品はこちら。
くまちゃん |
クリスマスマーケットにはユールトムテン(Jultomten / サンタクロース)も登場。
god jul!! |
クリスマスツリーとユールボック |
雪だるま…? |
牧場の羊たち |
庭を散歩した後はカフェでフィーカ。このカフェの建物が前述の1700年代の邸宅です。
カフェの中もクリスマスのデコレーションが施されていて素敵な雰囲気。
おいしそうな焼き菓子 |
紅茶の棚 |
窓辺も飾り付け |
昔の暖炉 |
カフェの中はキャンドルの灯りに包まれます |
まだ夕方の4時前だというのに、カフェを出る頃にはかなり暗くなっていました。
この日はファースト・アドベント。家に帰ってアドベントのお祝いをしました。まずはアドベント毎に火を灯すキャンドルに点火。
そして、スパイス入りのホットワイン、グロッグ(glögg)、ジンジャークッキー、サフラン入りのブッレ、ルッセカット(Lussekatt)を準備。
お祝いと言っても、特にすることもなく(本当のクリスチャンはちゃんとお祝いするのでしょうが)、おしゃべりしながら、この時期ならでは味を楽しみました。
12月9日はセカンド・アドベント(Andra advent / アンドラ・アドヴェント)、クリスマスまで後、約2週間。プレゼント買いやクリスマスカード書きに忙しくなりそうです。
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