マラボウパルケンとはスウェーデンのチョコレート会社マラボウ(Marabou)が1930年代に社員のためにストックホルムのスンドビィベリ(Sundbyberg)に作った公園で、当時から一般市民にも開放されていました。現在はスンドビィベリ市が所有する公園、アートホールとなっています。
このマラボウパルケンのアートホールでスウェーデンの子どもの権利擁護団体、レッダ・バーネン(Rädda Barnen)が主催するデザイン・クリスマスマーケットが行なわれました。
marabouparkenの文字がかわいいゲート |
夏には芝生が広がっているであろう公園も今の季節は真っ白。
クリスマスマーケットは屋内だったので、ゆっくりと見ることが出来ました。会場内にはステージも設置され、コンサートも行なわれたようです。
まずは主催者でもあるRädda Barnenのブースから。
『子どもの権利のためのデザイン』 |
Rädda Barnenをサポートする様々なブランドやアーティストの商品が並びます。
デンマークの陶器ブランドFinnsdottir |
PalmgrensのRädda Barnen限定クラッチ |
そして、他にも多くのデザイナー、アーティストが参加、出店していました。
ダーラナの伝統衣装をモチーフにしたEmy Little |
日本でも人気のHipp! |
陶器のクリスマスオーナメントと壁掛けフック |
ヴィンテージの布を使った子ども服や雑貨 |
オッレ・エクセル(Olle Eksell)のポスター |
毛糸や木を使ったアクセサリー |
色々あるお店の中でわたしが気になったのは女の子2人組の雑貨ブランドRio Rio。可愛らしいノートやテープなどが並ぶ中、ニットのブランケットが。このブランケットがすごく気に入って欲しかったのですが、高かったので諦めました…。
ブランケット |
このマラボウパルケンには素敵なカフェ、レストランも併設されているのですが、この日は会場内にオープンした小さなカフェでフィーカ。
カフェ Parkliv |
サフラン・ブッレ |
この会場内のカフェの横にオープンしていたのが、チョコレートが当たるルーレット。
マラボウといえば、チョコレート。この日、初めてマラボウパルケンに行ったわたしは、チョコレートだらけの公園を想像していたのですが、行ってみると、チョコレートなんてありません…。そんな中見つけたこのチョコレートくじ。5krで2つ好きな数字を選ぶことができ、ルーレットがそのどちらかの数字を指せば当たり、チョコレートがもらえます。結果はハズレ…。お店番の女の子が「もう1回ね。」とおまけでルーレットを回してくれたけどダメでした。
クリスマスのシーズンになるとこのようにチャリティー関係のイベントも多くなるように思えます。スウェーデンのクリスマスは1人に対して複数個プレゼントをあげるため、クリスマス前のプレゼント探しはとても大変。正直「こんなのやめればいいのに…。」と思うこともありますが、こんなふうに誰かの役に立てるクリスマスのお買い物の機会があるというのは嬉しいことです。
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