この中央ホールでヘルガ・ヘンシェン(Helga Henschen)のエキシビションが行なわれていました。
ヘルガ・ヘンシェンはストックホルム出身の女性アーティストです。
1917年に生まれたヘルガは2つの絵画学校で学んだ後、22歳でイタリアに留学、その後スウェーデン王立芸術アカデミーで絵画を学びました。絵画を主に学んだヘルガですが、後年、彫刻、イラスト、詩など様々な分野に活躍の場を広げました。1967年にはスウェーデン社会民主労働党に参加し、ベトナム戦争に対するデモを行なう等、色々な意味で活動的なアーティストでもあったようです。
また、『世界で一番長いアート・エキシビジョン』の別名を持つと言われているストックホルム市の地下鉄のテンスタ(Tensta)駅のデザインもヘルガによるものです。
photo by wikipedia |
現在、市立図書館で行なわれているエキシビションではヘルガのプライベートな写真や、彼女が手がけた作品などが展示されています。
わたしはヘルガ・ヘンシェンの名前を知らなかったのですが、彼女のイラストなどは見たことがあり、それは2002年に彼女が亡くなった後もその作品はスウェーデンで愛され続けているということではないでしょうか。
色鮮やかでイキイキとしたヘルガの作品について、そして彼女自身についてもっと知りたくなりました。
このヘルガ・ヘンシェンのエキシビションは10月27日まで行なわれているそうです。
ヘルガ・ヘンシェン公式HP
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