先週末は良い天気に恵まれたストックホルム。5月12日から6月2日までの毎週土曜日にセーデルマルムで行なわれているファーマーズ・マーケットに行ってきました。
ストックホルムには、Saluhall(サールハル)と呼ばれる常設の市場や、駅前などの広場で開かれている市場があるのですが、日本で言ういわゆる『産直市場』がほとんどありません。スーパーマーケットでは色々な種類の野菜を買うことができますが北国スウェーデンでは作ることのできる野菜が限られるのか、ヨーロッパ諸国をはじめ、南アメリカ、アフリカ、アジアなど世界中から野菜が輸入されています。
日本ではスーパーマーケットでも『国産』とだけ書かれていることもありますが、北海道産のじゃがいも、愛媛産のみかん、など、どの地域で作られた物かはっきりしていたり、近隣の農家で作られた作物が売られていることも多いと思います。スウェーデンのスーパーマーケットなどで野菜の産地が地方名ではなく全て『スウェーデン』となっていることはちょっとした驚きでした。
そんなスウェーデン、ストックホルムのファーマーズ・マーケット(Bondens marknad/ボンデンス・マルクナド)は生産者から直接、野菜などを買うことができる貴重な機会です。
市場はSödermalmのKatarina bangataで開かれます |
わたしが行った時は出店数は少なかったのですが、色々な種類のお店が並んでいました。
オーガニックの野菜やジャム |
ハチミツ屋さん |
ジュースや野菜のピクルス |
イノシシやトナカイのソーセージ |
わたしはこのパン屋さんでルバーブケーキとオーツ麦のクッキーを買いました。
右の袋は自家製ミューズリー |
そしてもうひとつの収穫は大きなパースニップ。
パースニップはじゃがいもやニンジンと一緒にグラタンに。パン屋さんで買った焼き菓子はその日のフィーカで頂きました。ルバーブケーキもクッキーもおいしくて、このために今週も行こうかと考えています。
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