いきなりですがわたしは独り身。
ヨーロッパといえば『カップル文化』。他の国のことは分かりませんがスウェーデンでは女性だけ、男性だけそれぞれの友だちと遊ぶことも多いです。それでも日本に比べるとパートナーと行動することが多いように感じます。
そんな国で独り身だと「かわいそうに…」と憐れまれているかというと、どうなんでしょう?そんな事あからさまに言ってくる人はいませんが。
そんな(?)スウェーデン、ストックホルムで一人でも楽しく休日を過ごすことは出来ます。
ひとり行動のハードルの高さで言えば、やはり外食ではないでしょうか?ショッピングや映画、美術館巡りなどは1人でもそんなにハードルは高くないと思うのですが1人で外食はちょっと…という話しは良く聞きます。
特に旅行だと分からない土地で1人でレストランに入るのは気が引けて無難にファストフード店に入ったなどという話しも。
まずはランチやフィーカ。
他にも1人のお客さんが多いのでこれはそんなにハードルは高くないと思います。
個人的におすすめなのはNKデパートの4階にあるNordiska kantinenのランチ。
(KOKEMOMO Topics:NKデパートのカジュアルランチ)
カフェでは窓辺の席がお気に入り。基本的には本を読んだりスマホを見たりしてるのですがそれに飽きたら窓の外を見てみたりも。
カフェによってはおひとりさま用かと思えるテーブルも。例えばVete-Kattenのこの暖炉のそばの席は椅子は二つあるけどテーブルも小さくてちょっと隅っこな感じが1人でも落ち着きます。
レストランによってはランチビュッフェなどもありますが、おかわりを取りに行くとき友だちに「荷物見といて」と言えないひとりランチは荷物を持っておかわりを取りに行くのがちょっと面倒。しかもその間に空席になったと思われたらどうしよう?冬場はコートは置いておくか?荷物が多い時は全部持って行くのか?と悩みどころも多いのです。今や安全とは言えないストックホルム、1人でのビュッフェは気を遣います。それでもランチビュッフェに行く時は食べ物の近くの席に座って席を離れた時も自分の席にいつも目が届くようにしています。
ランチやフィーカに比べるとハードルが高いのがディナーやひとり飲み。
まあ、なかなか晩ごはんを1人で外食する機会はないのですが。
バーなどはアフターワークの人たちで賑わうようなところはちちょっと苦手、そんな中で1人で飲むのはさすがに辛い…。
カフェでお酒が飲めるようなところか、レストランにバーが併設されているような所が1人でも入りやすい気がします。大事なのはお店の雰囲気。覗いてみて他に1人のお客さんがいそうなら大丈夫。
例えばストックホルム中央駅の中にあるLuzette。ここはスウェーデンの有名シェフ、ボキューズ・ドールで2011年に銀メダル、2015年には銅メダルをとったTommy Myllymäkiがクリエイティブリーダーを務めるレストランのひとつ。駅の中のレストランということで入りやすいです。
ここ以外でもレストランに併設されたバーでは、バーメニューでおつまみだけじゃないメニューがあったり、レストランと同じメニューが頼めたりします。バーでならカジュアルな雰囲気なので1人で座って食べてても大丈夫(レストランで1人で座って食べててももちろん大丈夫ですが)。
ちなみに、ここLuzetteはフィーカもOK、テイクアウトのデリもあります。
他にはストックホルムのKungsgatanにあるフードコートK25などもランチにもディナーにも使えます。
(KOKEMOMO Topics:ストックホルムのフードコートK25)
結局、1人で食べてても誰も気にしやしないし、そのうち慣れるって事なんですが。
目指すイメージはこんな感じで!
KOKEMOMO Sweden Worksのページより |
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