先週末9/23、9/24はユールゴーデン島(Djurgården)ではアップルデイ(Äppeldagar)として様々なイベントがスカンセン(Skansen)、ローゼンダール・トレードゴーデン(Rosendals trädgården)、北方民族博物館(Nordiska museet)などで行われました。
わたしのお目当は9/24にお酒のミュージアムSpritmuseumで開催されたシードル・フェア(Cidermässa)。この日は久々の秋晴れ、外でお酒を楽しむのにもってこいのお天気です。
イベントスペースにブースが並び、30種類のシードルが試飲できます。20krでクーポン(ボトルの王冠)を買い、クーポン1つ(または2つ)で試飲ができるシステム。
試飲なので量は少しですが、色々なシードルを飲み比べるにはちょうどいい量。
参加しているのはマイクロブルワリーの生産者や海外のシードルを輸入している業者など。クラフトビールならぬクラフトシードルです。シードルといってもりんごのシードル、りんごと洋梨、ベリーなども加えたシードル、いろんな種類のりんごをブレンドしたシードル、凍らせたりんごを使ったアイスシードル、樹齢150年以上の洋梨の木から採れた洋梨を使ったシードルなどユニークなシードルばかり。
いくつか飲み比べた中でわたしのいちばんのお気に入りはストックホルムの西に位置するストレングネース(Strängnäs)のマイクロブルワリーPomologikのニュージーランドのホップとスウェーデンのりんごを使ったホップドシードル、Hopple。
これはまだスウェーデンの酒屋、Systembolagetにもまだ登場していないどころか瓶詰めもしてない新商品とのこと。Systembolagetで発売されるのが楽しみ。
シードルでお腹いっぱいになった後は北方民族博物館のアップルフェスティバル(Äppelfestival)へ。
会場は博物館の向かいの古いお屋敷のお庭。ところでこのお屋敷はおばけ屋敷との噂も…。
ここにもりんごの生産者、りんごの苗木、りんごジュースなどのブースが並びます。
おいしそうなりんごジュースもあったけど、シードルでお腹いっぱいだったため、断念。
会場では子ども向けのプログラムなども。
スウェーデンで8月末に発売された切手もりんご。ジュース、シードル、ムース(ジャムみたいなもの)、ドライアップル、アップルパイなどなど色んな楽しみ方があるりんごはきっとスウェーデン人にとって秋を感じさせてくれる旬の果物、スーパーにも色んな種類のりんごが並びます。この季節にスウェーデンにお越しの方はスウェーデンのりんごをぜひ味わってみてください。
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