今年もグリーンクリスマスになりそうなストックホルム。雪が積もらないのは色々と楽なんですけど、ちょっとつまんない感じです。ただでさえ暗いスウェーデンの冬、真っ白な雪がないとなおさらグレー一色。
そんなストックホルムですが一昨年、去年に引き続き、クリスマスシーズンの様子をお伝えしたいと思います。
と、いっても例年とそんなに変わったことはないんですけど。まずは11月末から開催されるガムラスタン(Gamla Stan)のクリスマスマーケット(Julmarknad/ユールマルクナド)に行って気分を盛り上げます。今年もワッフルはお約束。そういえば前はブルーベリーとラズベリーのジャム、Drottningsylt(ドロットニングシィルト)が選べたのに去年くらいからなくなったなあ、なんて思いながらブルーベリージャムを選んだのでした。
クリスマスプレゼント買う相手もいないし、この時期のお店はどこも人がたくさんなので主にウィンドウショッピング。クリスマスのデコレーションを楽しみます。
まずはやっぱりNKデパート。
今年のテーマはNK100周年を記念してこの100年間のクリスマスの移り変わりなど。やっぱり50/60年代あたりが可愛い。(他の写真はKOKEMOMO SwedenのFacabookページでご紹介していますので、ぜひそちらも覗いてみて下さい。)
今年もNKのサンタのお膝に座ってクリスマスのおねだりは出来ず…。もう「恥ずかしい♡」なんて言ってる年ではありません。来年こそ!みきちゃん写真係でいいからついて来て。
ストックホルムのデパートといえばÅhlénsも。こちらも頑張ってます。
他にも
Bengt & Lotta |
アンティークショップ |
クリスマスのラッピング地下鉄 |
Stureplan周辺 |
ストックホルム市立図書館の横にはクリスマスツリーの市場が |
ルシア祭は聖ルシアに扮した女の子を中心にキャンドルを持って歌を披露します。今年はストックホルム中央駅で偶然、ルシアたちに遭遇。この主人公のルシア、聖ルシアだからもちろん女性なんですが、スウェーデンの男の子たちが「女の子ばっかりルシア役やってずるい!男女差別だ!」って言い出したなんていうニュースを読んだ、と同僚から聞いたのですが、冗談であって欲しい…。男女平等ってそういうこと?
そしてそのストックホルム中央駅はこんな感じ。ちょっとだけですがクリスマスマーケットも開かれています。
ルシア祭といえば、サフラン風味のブッレLussekatt(ルッセカット)!ストックホルムで一番おいしいルッセカットを求め食べ続けます。
今年はそんなに寒くないけどやっぱりこの時期のフィーカは格別。サフランの香り漂うカフェで熱いコーヒーを飲むのは幸せ。クリスマスのお菓子といえば、他にもpepparkaka(ペッパルカーカ/ジンジャークッキー)なども。
クリスマスの食事の買い物も忘れてはいけません。ギリギリに買い物に行くと恐ろしいことになります。と、言いつついつもギリギリでレジの長い列に並ぶはめになるのですが。
スーパーもクリスマス仕様。
クリスマスといえばヤンソンさんの誘惑(Janssons frestelse/ヤンソンス・フレステルセ)。わたしの一番好きなスウェーデン料理。そのヤンソンさんに欠かせないのがアンチョビ。今年は見たことない缶(右の銀色の文字の缶)がある、と良く見たら「Sillfiléer till Jansson」の文字が。アンチョビではなく、アンチョビ風味のヤンソン用のシル(ニシン)。缶に貼られたシールを見ると材料となるアンチョビが充分に獲れなかったとのこと。そんな風に言われたら、急いでちゃんとしたアンチョビの方を買っておかないと、と2つ買ってしまいました。
わたしは今年はたまたまクリスマスイブ(スウェーデンではイブにお祝いをします)は仕事がお休み。おうちでのんびり過ごしたいと思います。
皆様も素敵なクリスマスをお過ごしください。
KOKEMOMO Sweden önskar er alla en god jul!
※みきちゃんが手がけたCREA Webの「大切な人と歩きたいクリスマスの街角」も是非ご覧ください。
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