2013年6月17日月曜日

スウェーデンおすすめお土産 2013/その1

こんにちは、mayukoです。

もうすぐ夏休みですね。スウェーデンは日本より夏休みが一足早く、すでに夏休みに入ってる人もいます。そうじゃない人たちも頭の中はすでに夏休み、会社や役所などの仕事が色々と滞りがちになる時期でもあります。

夏休みと言えば、旅行ですが、旅行で大変なのはお土産の買い物。わたしも日本に帰省する時はお土産に頭を悩ませます。それは『日本にはなんでもある』からです。bliwのハンドソープもかわいいスポンジワイプもAnnaのジンジャークッキーも。スウェーデンのかわいい物なんて殆ど日本でも手に入ります。その上、スウェーデンの特産品(?)と言えばガラス工芸や陶器などで割れやすいし、北欧のベリーを使ったジャムなどは瓶が結構重く、たくさん買って帰ることは困難です。そしてわたしの地元である福岡にもH&MやIKEAもできてますますお土産探しが難しくなってしまいました。

そんな中、わたしが今までお土産にしたもの、今後お土産にできるかも、と思ったものを紹介したいと思います。セレクトのポイントは『安い』『軽い』『嵩張らない』『割れない』です。お土産選びの定番、スーパーマーケットを中心に選んでみました。

まずはお菓子類。スウェーデンのお菓子は結構おいしいです。チョコレートはミルクチョコレートが多く、日本人の口にも合うと思います。スウェーデンのチョコレートといえばMarabou。色々なサイズと味の板チョコ、粒チョコなどが売っていますが、わたしのお気に入りははフリーズドライのイチゴが入ったJordgubbとダイジェスティブビスケットが入ったDigestiveです。

そして、ウエハースチョコのKexchoklad。これはスウェーデンに住む日本人の友達の間でも人気が高く日本人受けは良いはず。このKexchokladも数種類のサイズがあるのですが、お土産におすすめなのはバラにして配ることができるこの小さいチョコが個包装になったタイプ。

チョコレートは他にも箱入りや、板チョコでもちょっと高級志向の物など、たくさんあります。

クッキーもたくさんの種類があります。クリスマスシーズンによく食べられるジンジャークッキーも1年中売っています。わたしのおすすめはGöteborgs kexのベリーやチョコチップのクッキーBageriets Bästa(棚上段)とMarabouのチョコチップクッキー(棚下段)です。

クッキーは大きな箱やプラスティック容器に入ったものも。みんなでフィーカする時にぴったりです。

スウェーデンといえばカネールブッレ(Kanelbulle/シナモンロール)などのブッレ。これは買って帰るのが難しいのですが、小さなブッレのようなお菓子、パンメーカーPågenのgifflarがあります。味はシナモン(Kanel)、バニラ(Vanilj)、ブルーベリーバニラ(Blåbär Vanilj)など。クッキーなどに比べると賞味期限があまり長くないのでお気をつけ下さい。

スウェーデンの駄菓子とは一般的にGodis(ゴーディス)と呼ばれるグミやチョコレート、キャンディなど。スーパーやコンビニでは必ずと言っていいほど量り売りのGodisがあります。これは備え付けの袋に好きなだけお菓子を入れて、レジで重さを量ってもらい会計します。これをちょっとずつ買うのも楽しいですが、お土産となると不向きかもしれません。

袋入りのGodisもたくさんありますが、Godis自体「すごくおいしい!」と言う物ではなく、いかにも外国のお菓子といった感じで、お土産として喜ばれるかというと…微妙です。お土産用には小さな袋のものや、オーガニックの材料を使った物などはいかがでしょうか?


そのGodisの中でもスウェーデンで一番人気があると言ってもいいのが車の形をしたマシュマログミ、bilar(ビーラル/『車』の複数形)。オリジナルタイプに加えて現在はサワーパウダー付きのSursockrade、チョコレートがけのMjölkchoklad、フルーツグミと2層になったFruktkombiなどもあります。

黒いGodisを見つけたら、それは高い確率でリコリス(Lakrits/ラクリス)です。しかもスウェーデンでは塩味のSaltlakrits(サルトラクリス)が人気。ネタとしてお土産にするのはアリかもしれませんが、あまりおすすめはしません。

カフェなどで見かけるホクラードボール(Chokladboll/チョコレートボール)やマジパンに包まれリキュールが効いたお菓子ダムスーガレ(Dammsugare/『掃除機』の意味、形が似ているから。)などもスーパーで買うことができます。最近は個包装になった物やミニサイズの物もあり、お土産にしやすいと思いますが、これらはなるべく冷蔵庫や涼しい場所で保管した方がいいので、夏場にはお気をつけ下さい。


お菓子作りが好きな方には焼き菓子のミックス粉や牛乳を加えて作るチョコレートプディングなどもあります。これらはスウェーデン語の作り方を読む必要があるのですが、簡単なのでお店の人に聞いてみたりインターネット翻訳を利用するなどすれば作ることが出来ると思います。

アイスクリームやワッフル、パンケーキにかけるチョコレートソースなど。Kola(コーラ)と書かれている物はキャラメルです。


スウェーデンのポテトチップスのお供、ディップもおいしいです。このDip Mixをサワークリームに混ぜるだけ。これは普通のポテトチップスよりも厚切りギザギザのポテトチップスが合います。他にも野菜スティックなどにつけても。

スウェーデンといえば、フィーカ。フィーカに欠かせないコーヒーや紅茶もたくさん揃っています。レギュラーコーヒーが多いですが、インスタントもあります。

コーヒーをよく飲むスウェーデンですが、ここ数年は紅茶もかなりの人気です。日本と比べるとフレーバーティーが多くスウェーデンらしいベリー系の物も。

個包装になっているインスタントコーヒーやココア。コーヒーはカプチーノやチョコレートフレーバーがありますが、ここはスウェーデンのキャラメルチョコ、ダイム(Daim)フレーバーをおすすめします。オッレ・エクセル(Olle Eksell)デザインのÖgonblinkのチョコレートドリンクはスウェーデンのデザインが好きな方にも。箱が嵩張る場合は個包装になっているので箱から出して持って帰ることもできます。

ソフトドリンクではサフトが有名です。瓶入りの物が多くお土産にするにはちょっと重いかもしれませんがペットボトル入りの物もあります。ジュースや水のペットボトルも最近は330mlの小さい物が出ていてかわいいです。

そしてペットボトルといえば、スウェーデンの酒屋、システムボラーゲット(Systembolaget)ではペットボトルのビールも買えます。ただし、わたしは以前、未開封のペットボトル入りのジュースをスーツケースに入れたら飛行機で膨張したのか漏れていたことがあります。液体類を持ち帰る際にはビニールに入れるなど万が一の時の対策を、そしてアルコール類は日本国内への持ち込み制限などを確認してください。

スウェーデンの朝食の定番クネッケブロード(Knäckebröd)。割れやすいのが難点ですが、箱入りの物も。注意点はどれも基本的に紙で包んであるだけなので、日本に帰ったら湿気やすいということです。

そこでおすすめしたいのがトゥンブロード(Tunnbröd)と呼ばれる薄いパン。これなら割れる心配もつぶれる心配もありません。これにクリームチーズやスモークサーモン、生ハムなどをのせてクルクル巻いて食べる(調理例)とおいしいです。スウェーデンの味を日本で味わいたい方に是非。

次回は日用品などを中心にご紹介します。

※スウェーデンおすすめお土産 2014はこちら